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足場の防音パネルって何?サイズの紹介や価格相場・取り付け方の紹介!

 

 

工事現場で高層ビルの建築や解体に活躍するのが防音パネルです。
建物全体がパネルに包まれた姿を目にした方も多いのではないでしょうか。
今回は、防音パネルのサイズや価格相場、取り付け方について紹介していきます。

 

・そもそも足場の防音パネルとはどんなパネルなのか?

足場の防音パネルとは、作業中の騒音対策ができるパネルのことを言います。
基本的にパネル部分は、無塗装のアルミ積層の複合材製パネルを板に使用しているため軽いのが特徴です。
ここでは、基本的なサイズ、使い方について一覧を見るような形で触れていきましょう。
サイズは、縦サイズが統一され、横のサイズが主に4つの規格に分かれています。

 

縦サイズは、ほとんどのモデルが862㎜に統一されており、
他社の防音パネルをトラックなどに積んでも、縦部分は一致します。
横のサイズはおおよそ4つの規格があり、ざっと紹介すると
1,819mm、1,514mm、1,209mm、904mm(他に600㎜を用意するメーカーあり)です。
これはインチサイズの基準で販売されているもので、メーターサイズになるとサイズが変わります。
縦サイズも850㎜に統一され、1,790㎜、1,490㎜、1,190㎜、890㎜、590㎜と若干インチサイズと異なります。
購入する防音パネルはインチサイズかメーターサイズかをチェックして置くことも重要です。

 

これらのサイズを現場の足場の用途に合わせて組み合わせて使いますが、別にコーナー用の防音パネルを用意します。
ちなみに足場の防音パネルの重量はメーカーやモデルによって変わりますが、目安として1枚約10~5㎏程度です。
大まかな目安は、1,819mmがおよそ10㎏、1,514mmがおよそ8~9㎏、
1,209mmがおよそ6~7㎏、そして904mmがおよそ5~6㎏になります。
先ほど触れた600㎜が4㎏前後で、コーナー部分は1.5㎏前後です。
メーターサイズのモデルは、今紹介したモデルに近い重量です。

 

防音パネルの使い方は養生枠の使い方とほぼ同じです。
養生枠とは、足場につける人やものなどの落下防止、侵入防止をする資材でフェンスのような物です。
防音パネルの使い方は、足場の側面につけていく形になります。
コーナー用もあるので、ぴったりと埋めていくのポイントといえるでしょう。

 

・目安となる足場防音パネルの価格

気になるのが防音パネルの価格ですが、価格目安としては1枚約3~5万円程度です。
もちろんまとめて購入したり、業者の取引内容によって大幅に安くなることもあれば、
品質によって高額になる場合もあります。
先ほど紹介した4つのサイズの価格目安について紹介していきましょう。

 

まず、横幅1,819㎜クラスの防音パネルの場合は約4~5万円程度です。
これが最大サイズなので、1枚あたりの相場の最大金額がこの程度だと理解しましょう。
次に横幅1,514㎜クラスの防音パネルは約4~4.5万円程度で、ほとんど1,819㎜クラスと同じ相場といえます。
3つ目の1,209㎜クラスの防音パネルは約3.5~4万円程度、4つ目の904㎜クラスは約3~3.5万円程度です。

 

メーターサイズのモデルもこれらが製品価格の目安です。
繰り返しになりますが、この相場はあくまで目安なので、
極論を言えば1,000枚単位で商品を注文すれば半額以下になるというケースも考えられます。
販売元を探すことで相場の枠から外れた安さで購入できる場合もあるでしょう。

 

・足場の防音パネルを取りつける方法

足場の防音パネルを取り付ける方法についても簡単に触れていきましょう。
大まかな流れとして、足場に金具を付ける、フックに通す、合わせるネジを締めるといった3ステップで行います。
最初に足場のパイプへクランプ金具を取り付けましょう。
フックがついているので、フックを上向きにさせて取り付けていきます。

 

次に防音パネルを用意し、下から出ているクランクのフックにパネルのクランプ孔を通します。
上のクランプ孔をピタッと合わせていき、横のパネルと同じ高さになるようにしましょう。
最後に単管部分についたクランプ金具のネジをしっかり締めて完了です。
コーナー部分は、基本的に今紹介した防音パネルと同じ流れで作業をしていきますが、コーナー専用クランプを利用します。
ちなみに最上段の部分は、先ほど紹介したクランプ金具のフックを
下向きにして取り付けることでパネルの上部分を固定できます。

 

補足として解体の手順は、最上段のクランプ金具を外し、あとはパネルをクランプ金具のフックから外していきます。
注意点としてメバリにテープを使っている場合はテープを取り除いて外すことが挙げられます。
そのほか、コーナーパネルの先行バラシや垂直ネットの併用で隣接するパネルが、
競り合いで浮いたり外れたりしないようにするのも重要です。

 

・足場の防音パネルを付けるメリット・デメリット

最後に足場に防音パネルを付けるメリットやデメリットを紹介します。
メリットは、耐久性の高さ、火災予防、美観の高さが挙げられます。
金属系の部材を使っているので、とにかく丈夫です。
防音シートもある程度耐久性があるものの、それ以上の耐久性で様々な現場において
連用しても資材に当たって破れるといった破損の心配が少ないメリットがあります。

 

火災予防にもつながります。
そもそも燃えにくい金属部材なので、火事が発生しても防音パネルが燃えることはほとんどないでしょう。
そのため、万が一火災が発生しても、類焼によるダメージは最小限に抑えられ安全が確保されます。
美観も高いのは防音パネルのメリットです。シートよりも美しい外観は、防音パネルならではといえるでしょう。
駅前のビル工事などの足場工事部分に防音パネルが並ぶさまは圧巻です。
もちろん防音機能も高く、様々な騒音を最小限に抑えてくれます。
工期が長いなど、仮設する期間が長くなることが予測される場合は頼もしい部材です。

 

デメリットは、コスト、重量といった点です。
1枚数万円以上というのは足場工事を手掛けるうえで相当なコストになります。
大口の工事を受注している会社であれば元を取るのはたやすいかもしれませんが、
そうでない場合は回収に時間のかかる投資です。重量も最大で10㎏というのは、
数枚程度であれば軽く感じますが、数十枚以上動かすと、かなりの重労働といえます。
こういったデメリットをクリアできれば有効な足場部材といえるでしょう。

 

まとめ

足場の防音パネルはアルミ製のパネルで行う内容です。
サイズも用途に合わせていくつかの種類に分けられています。
取り付けも特殊な工具などを使用する必要がなく、比較的簡単につけられるのも魅力といえるでしょう。
1枚数万円とコストは高いものの、メリットが多いため、用途に応じて検討できる足場の部材です。

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