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足場に使われる資材やパーツの名称とは?役割や使い方を紹介します

 

建設現場で大活躍している「足場」ですが
多くの一般の方々には普段馴染みがないものですよね。

 

たくさんの鋼管が組み合わさっているだけのシンプルなものに見えているのではないでしょうか。

 

しかし、実はたくさんの資材やパーツを組み合わせて作られています。
この記事では足場の細かい資材について役割など細かく紹介します。

 

足場にはたくさんの資材やパーツがあります

足場は遠くから見ると非常にシンプルな鋼の鉄柱が組み合わさっているように見えます。

 

しかし、足場は「組み立てのしやすさ」を追求している資材であるため
実はとても細かい資材が組み合わさってできています。

 

細かくバラせて持ち運べたほうが作業の効率が高いからですね。

 

では具体的にはどんな資材などがあるのでしょうか。
まずは足場のメインとなる3つの資材を紹介します。

 

足場を支える資材「支柱」

足場を組み立てる際になくてはならない資材が「支柱」です。
鋼の管状の資材で、留め具がついています。

 

細かいパーツに分けられていますが、留め具部分で固定をしていくことにより
奥行きも高さも自由自在に組み立てられる便利な道具です。

 

支柱という言葉の響きには大きな柱をイメージするかもしれませんが
実際はコンパクトな形状をしています。

 

資材メーカーによって種類が異なっており
足場の業者によっても支柱の取り扱い種類が異なっていることがあります。

 

職人を支える「足場板」

足場を作る際には支柱だけがあっても作業ができません。
そこで、職人たちが自由に作業できるように「足場板」が取り付けられています。

 

足場における床部分です。踏板などの別名称もあります。

 

足場の上は成人の人間が作業をしながら歩くスペースのため
薄い板であっても強度がしっかりしている資材です。

 

足場板にも色んな素材があり、アルミ製のものや合板などもあります。
どれも同じように見えますが実は多種多様な素材がありユニークな資材の1つです。

 

労災を防ぐ役割もある「手すり」

足場は支柱や足場板が組み立てのメインに思えますが、実は「手すり」も非常に重要です。

 

手すりの設置に関しては高さなど細かく労働安全衛生規則にて定められており
職人が落下しないようにボディを支える役割も果たしています。

 

足場を組み立てる際には手すりを優先して取り付ける工法もあり
実は足場において最重要といっても過言ではないパーツです。

 

手すりは基本的に支柱に打ち付けるような形で取り付けを行っています。

 

足場を支える細かいパーツも大活躍しています

足場のメイン資材3つを詳しく解説しましたが
これらの資材をつなぎ合わせる細かいパーツも存在しています。

 

下記ではもう少し細やかな資材にスポットを当てていきます。

 

支柱を支える役割のある「筋交い」

支柱単体では弱い状態の足場ですが
支柱間を斜めに支えるように補強を行うことで強固な足場になります。

 

この斜めに補強を行うパーツを「筋交い」と言います。

 

足場は外部で作業をするための設備であるため
雨や風に急激に煽られるリスクがある場所です。

 

そこで斜めに補強を行い、急な揺れにも耐えやすくする必要があります。
筋交いは文字通り支柱同士が交差するように組み立てています。

 

足場の力持ち「ジャッキ」

足場を強固に仕上げていく際に必要なパーツがジャッキです。

 

ジャッキは足場の高さを調整する役割がある他
土地がやや不安定な場所でもしっかりと地面と足場を支えることで
安全性を高める効果があります。

 

ジャッキの中にも細かいパーツがあり
ベースと呼ばれるものは足場の下を頑丈に支えるパーツです。

 

作業効率を上げる「ステップ」

足場は高所作業を支える重要なものであり、職人たちが安全に歩くことが大切です。

 

そのため足場の一部にステップと呼ばれる設備を作り
足場の中を安全に昇降できるように設置する資材もあります。

 

足場の資材・パーツはとにかく頑丈!

ここまで足場に関する資材の名称や使い方を簡単に解説しましたが
足場周辺の資材には実はたくさんの資材・パーツが存在しており
1つの資材に複数の名称があります。

 

例えば足場板も足場板、という名称の他に踏板やアンチと言う名称もありますし
ステップのことを階段と言う方もいます。

 

資材メーカーが販売している資材名がそのまま定着している場合もあり、奥深い世界です。

 

どの資材やパーツにも共通して言えることは「頑丈」にできていることです。
足場は不安定な環境の中でも安全に作業を進める必要があります。

 

また、足場や手すりが柔らかくて不安定なら
万が一職人の身体が揺らいでしまったときに支えることができません。

 

支柱や手すりなどのパーツも非常に強固な素材で頑丈にできているのです。

 

足場に関しては労働安全衛生規則が関連している

足場に関しては組立、作業、解体とどの部分を見ても危険と隣り合わせの作業です。
そのため、労働安全衛生規則が大変厳しく足場に関しての取り決めを行っています。

 

足場に関しては平成27年の7月1日に施行された改正労働安全衛生規則が関係しており
足場の墜落防止について特に厳しく指導がなされています。

 

足場板の墜落防止措置など、新たな規則が追加になっており
解体の際には落下によるケガを避けるために関係者以外の立ち入りを禁止しています。

 

このように足場は安全に仮設から解体までが実施されるように法律も見直されています。
作業をする職人はもちろんのこと、現場を運営する企業側も常に安全意識が求められている作業なのです。

 

足場の安全な運営には点検も大切

改正労働安全衛生規則に導入されたのが「特別教育」です。

 

特別教育で特筆すべきポイントは、ただ足場について学ぶことだけではなく
点検に関する意識も強化されるようになったことです。

 

資材やパーツが適切に管理され、法律で定められた通りに装着されているか等
点検に関しても特別教育の中で学びます。

 

足場に関わる方はどんな立場であっても
点検に関しても法改正により危機管理を持つことが求められているのです。

 

点検をする以上、資材やパーツがどのように使われるものなのか
現場に立つものはしっかりと学んでいく必要があります。

 

足場に関する製品は日々アップデートされているので、現場経験が長い職人たちこそ
足場について学ぶ姿勢を忘れてはいけないでしょう。

 

まとめ

今回は足場における資材やパーツの名称、使い方に注目し紹介いたしました。

 

足場には実に多種多様な資材やパーツが存在しており
今回ピックアップした以外の資材もまだまだ存在しています。

 

この記事をきっかけに足場に関心を持っていただけたなら
ぜひこれまで以上に奥深い足場の世界にもっと触れてみてくださいね。

 

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