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足場の仕事とはどのような作業内容?現場から実際の様子を紹介!

 

高所作業に従事する足場の仕事は、建設現場の作業のなかでも華やかに見えますよね。テキパキと作業するその姿に憧れて、足場の作業員になる方も少なくありません。

 

では、実際の現場ではどのような作業が行われているのでしょうか。この記事では足場の仕事内容について、現場の実際の様子を紹介します。

 

足場の仕事内容とは

建設現場の作業のなかには、高所作業を要するものが数多く存在しています。たとえば、一般的な戸建住宅の場合、塗装工事や屋根工事などの作業時には、安全に高所作業をこなすための足場が欠かせません。

 

足場は単体で必要となるものではなく、建物の修繕や改修、新規施工時など、工事の種類に応じて求められるものです。では、足場の仕事内容とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。

 

設計

建設現場に馴染みのない方からすると、足場の作業は建物に沿うように足場を設置することを想像するのではないでしょうか。しかし、足場の設置の前には設計が行われています。

 

足場は細やかな資材を1つずつ、つなげることで完成していくものです。そのため、現場で実際に組立作業を行う前に、どのような形状の足場にするのか、それに合わせてどれぐらいの資材数を用意するのかを念頭に細かく設計を行い、必要資材数の算出を行っています。

 

特に高層の建物に合わせて枠組足場を設置する場合、非常に多くの資材数を確保したうえで施工する必要があります。慎重に設計を行ったうえで発注を行い、組立作業に備えます。

 

現地調査

足場の設計時には、地盤の確認などを含めた現地調査も行われています。現地調査では足場の形状を検討するだけではなく、資材運搬時に必要な駐車スペースの有無なども確認しています。

 

設置開始

足場が必要な建設現場では、急いで足場を設置しなければならない場合もあります。足場の設置後は塗装や修繕などの作業が待ち構えているため、足場の設置が遅延してしまうと現場のスケジュールが乱れてしまうからです。

 

一般的な戸建住宅の場合は半日程度で足場が完成しますが、大規模なマンションやビルの修繕工事の場合は、時間がかかるケースもあります。足場の設置工事は資材の搬入から始め、適切に設置を進めていきます。

 

解体

足場を必要とする作業が完了すると、建設工事全体を終了するために、足場はスピーディーに解体されます。解体後は周辺をきれいに清掃し、施工主の方に引き渡しを行います。

 

足場の仕事は難しい?

足場の仕事内容は、設計から解体までを行うものです。では、足場の仕事は、難しいものなのでしょうか。結論から言うと、足場の仕事は難解です。では、なぜ難解なのでしょうか。

 

足場の仕事では常に安全性を確保すること、そしてルールを守ることが求められます。作業効率を優先するだけでは人災が起きてしまう可能性があるため、難しい仕事なのです。

 

安全性の確保

足場の作業は一般的に地上から高層へと向かって足場を組み立てるものです。(吊り足場は異なる)高所作業は言うまでもなく、危険な作業となります。

 

資材を持ち運び、適切に足場を完成させるためには、スピードや的確さも大切ですが、最も優先すべきは安全性です。足場は少しの無理がきっかけで職人が転落してしまう事故も多く、手すりの有効活用や組立に関するルールの順守などを心がける必要があります。

 

安全な作業にはどうしても慣れが重要です。そのため、資格を取得したり、実務経験を重ねたりと工夫をしながら、作業をマスターしていく必要があります。

 

ルールを守ること

足場には労働安全衛生規則など、さまざまなルールが設けられています。こうしたルールのなかには作業床の設置方法や手順、安全装備についての厳格なルールも明記されており、現場作業に従事する職人にとっては負担に感じることも多いでしょう。

 

特に仕事に慣れてくると気の緩みも起きやすく、安全帯やヘルメットの装着もルーズになりがちです。しかし、足場の仕事は高所作業であり、墜落や飛来物との衝突なども考えられます。

 

どれほどに熟練した職人になっても、作業手順のルールを守り、基本を怠らないことが重要です。

 

足場の仕事はとっても魅力的!現場で働くメリットとは

足場の仕事は一見すると、大変そうな仕事に見えますよね。

 

しかし、建設現場の中でも花形と言える足場作業は、難解さはあるもののメリットも多い仕事です。では、足場の現場で働くメリットとは、いったいどのようなものでしょうか。

 

高収入が目指せる

足場の仕事は高度な技術が必要であり、現場での実務経験も求められます。そのため、じっくりと腰を据えて働くことで高い収入が期待できます。

 

また、監督者の立場になれる「足場の組み立て等作業主任者」の資格を持っている場合は、より高い報酬を得ることができるでしょう。

 

安定した雇用

足場は常に需要がある仕事です。塗装や修繕などの工事には足場が必要不可欠のため、いつでも安定した需要があります。そのため、足場の仕事は安定した雇用が期待できます。

 

独立を目指せる

足場の現場経験を積み重ねることで、独立を目指すことも可能です。将来的に建設関連の仕事で独立したい、会社を経営したいと思ったら足場の仕事を選択してみてはいかがでしょうか。高所作業が大好きな方には、特におすすめです。

 

足場の仕事における注意点とは

足場の仕事では、墜落や倒壊に関するリスクが広く知られていますが、実は意外な注意点もあります。現場では特に注意が喚起されている問題があるのです。それは「整理整頓」です。

 

やや意外な注意点かもしれませんが、足場の設置から解体の作業は、さまざまな資材を担いで移動する必要があり、足元の確認が疎かになりやすいのです。少しのつもりで置いた資材で転んでしまい、重大な事故になることも予想されます。

 

バランスを崩しやすい現場作業が多いため、常に作業床や足場の周辺は整理整頓を行い、ケガなどのトラブルが起きないように注意しましょう。自分では置いた荷物のことを覚えていても、別の職人が歩くときには、見落とす可能性があります。

 

こうした細やかな注意点は初心者や外国人労働者向けに、厚生労働省も注意喚起を行っているので、ぜひ下記リンクを参考にしてください。

 

まとめ

この記事では、足場の仕事内容について現場経験の視点から詳しく解説しました。足場の作業は設計を行うデスクワークから、設置から解体といった現場作業まで幅広く用意されており、やる気次第でチャレンジできる素敵な仕事です。

 

ぜひこの記事をきっかけに、足場の仕事に挑戦してみてくださいね。

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